交通事故によるむちうちの後遺症|後遺障害認定のポイントとは
交通事故の被害者の中には「交通事故で後ろから追突されてしまい、それから首の痛みやしびれに悩んでいます。」などという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
このようなむちうちの症状は周囲からは分りにくい症状のため、適切な補償を受けられていないという方も少なくありません。
そこで本記事ではむちうちの後遺障害認定のポイントについて解説します。
むちうちの後遺症の症状
むちうちは交通事故の衝撃で首に不自然な力が加わり、首がむちのように撓ることによって起こるものです。
その結果頸部が損傷し、首の痛みやしびれ、頭痛などさまざまな症状を引き起こすのがむちうちです。
なお、むちうちという名前は正式な名称ではありません。
診断書内には「頸椎捻挫」や「頸部挫傷」などと記載されることが多く、こうした症状全般を指してむちうちと呼びます。
むちうちの後遺症として起こる症状には、さまざまなものがありますが、主な症状としては、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気や手足のしびれ等があります。
むちうちの後遺症の特徴はこのように症状が幅広い点にあるほか、交通事故から数週間してから症状を自覚するケースがある点です。
そのため、交通事故と関係の無いものだと考えたり、後遺症ではないと判断しがちです。
交通事故の後にこうしたむちうちの症状が出た場合には交通事故と関係ないと考えないで医師の診断を受けるようにしましょう。
後遺障害認定のポイント
一般的にむちうちで後遺障害等級の認定を受けるのは難しいといわれています。
というのも、むちうちはMRIなどで撮影しても異常が見つかりにくいため客観的に症状が明らかにならないためです。
そこでむちうちで後遺障害認定を受けるためには以下の点を押さえておくと良いでしょう。
①医師に書いてもらう後遺障害診断書には漏れなく記載してもらう
むちうちの後遺症の症状が出たら交通事故と関係ないと自己判断しないで、医師の診察をすぐ受け、定期的な受診を継続するようにし、症状固定後に後遺障害診断書の作成をしてもらいます。
後遺障害診断書は、適切な等級認定のためには大変重要な書類です。
認定されやすい後遺障害診断書を作成するには、必要事項を漏れなく記載してもらうこと必要があります。
②症状に一貫性があることをアピールする
当然ですが、交通事故と関係の無い症状であれば後遺障害等級の認定を受ける事はできません。
事故後から症状固定まで後遺症の症状が一貫して続いていることを示せれば後遺障害等級の認定を受けられる可能性が高くなります。
そのためには、初診時から医師へは痛みや自覚症状のあるものは全て伝えておくようにすることが重要です。
交通事故は弁護士 室田 真宏 におまかせください
むちうちで後遺障害等級の認定を受けるためには押えておくべきポイントがいくつかありますが、こうしたポイントを押えた上で後遺障害等級の認定を受けるための書類を作成するのは難しいというのが実情です。
むちうちの症状で後遺障害等級の認定にお悩みの方は弁護士 室田 真宏 にご相談ください。
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名城法律事務所 一宮事務所
所長 室田 真宏[むろた まさひろ]
愛知県立一宮高校卒業。高校時代はラグビーで県大会出場を果たすなど、青春をラグビー一色で過ごす。
高校卒業後は金沢大学法学部法学科に入学。在学中に交通事故の被害当事者になり、法律の大切さを実感。そのことがきっかけで、人々の暮らしを守る弁護士を志すようになった。
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- 経歴
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平成19年3月 名古屋大学法科大学院を卒業 平成21年9月 司法試験合格 平成22年12月 愛知県弁護士会に弁護士登録、名城法律事務所に入所 平成26年4月 一宮事務所を開設し、現在に至る
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- 弁護士活動等
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- 消費者委員
- 法律相談センター運営委員
- 研修センター運営委員
- 広報委員
- 名古屋弁護士投資被害研究会
- NHKラジオ「ラジオあさいちばん」複数回出演
- NHKラジオ「夕刊ゴジらじ」出演
OFFICE
事務所概要
事務所名 | 名城法律事務所 一宮事務所 |
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TEL / FAX | 0586-85-8521 / 0586-85-8523 |
営業時間 | 平日9:00~17:30 ※時間外対応可能(要予約) |
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