高次脳機能障害とは

交通事故に遭遇した後に物忘れが激しくなってしまったり、注意力が散漫になってしまったり、社会の一般的ルールを守ることができなくなってしまったりした場合には、高次脳機能障害という病気を疑う必要があります。

 

高次脳機能障害の症状は具体的に認知障害、性格障害、行動障害に分類されます。
認知障害にはさらに記憶障害(記憶力の低下が著しい・同じことを何度も質問してしまう・日付日時場所の認識力がかけているなど)、注意障害(一定時間ぼーっとしてしまう・普段なら問題なくこなせていた仕事にミスが増えるなど)、遂行障害(時間を守ることができない・時間を守る事ができなくなるなど)と区分けすることができます。

 

性格障害とは、気性が激しくなってしまったり物事に関心が向かなくなってしまったりする場合をいいます。
行動障害とは複数の仕事を同時に処理することができなくなったり、自分の行動を制御する事ができなくなってしまったりする場合をいいます。
これらの症状が発生した場合には専門的な治療とリハビリが必要となります。

 

交通事故によって高次脳機能障害が発生した場合には後遺症として認定してもらうことができ、その分加害者に対して損害賠償請求や慰謝料請求、逸失利益の請求などの法的請求をする事ができます。
高次脳機能障害は骨折などの肉体的傷害に比べて交通事故に基づくということを証明することが難しいですし、そもそも高次脳機能障害を自覚することが難しいです。ですので、親族が交通事故に遭遇した後はこのような症状がないか様子を見ることが必要です。

 

また、慰謝料等の算定は保険会社に算定してもらうよりも弁護士に算定しもらうほうが場合によっては倍以上賠償金を勝ち取ることができます。ですので、後遺症を伴うような交通事故に遭遇した場合には弁護士に相談されることをお勧めします。最近の保険会社の保証には弁護士費用を負担してもらえる保証もありますので自己の加入している保険契約書を確認してみることも大切です。

 

交通事故でお困りの方は是非一度当事務所までご相談ください。

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弁護士紹介

室田弁護士

名城法律事務所 一宮事務所

所長 室田 真宏[むろた まさひろ]

愛知県立一宮高校卒業。高校時代はラグビーで県大会出場を果たすなど、青春をラグビー一色で過ごす。

高校卒業後は金沢大学法学部法学科に入学。在学中に交通事故の被害当事者になり、法律の大切さを実感。そのことがきっかけで、人々の暮らしを守る弁護士を志すようになった。

  • 経歴
    平成19年3月 名古屋大学法科大学院を卒業
    平成21年9月 司法試験合格
    平成22年12月 愛知県弁護士会に弁護士登録、名城法律事務所に入所
    平成26年4月 一宮事務所を開設し、現在に至る
  • 弁護士活動等
    • 消費者委員
    • 法律相談センター運営委員
    • 研修センター運営委員
    • 広報委員
    • 名古屋弁護士投資被害研究会
    • NHKラジオ「ラジオあさいちばん」複数回出演
    • NHKラジオ「夕刊ゴジらじ」出演

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事務所概要

事務所名 名城法律事務所 一宮事務所
所在地 〒491-0858 愛知県一宮市栄3-8-17 レヴァンテビル3F
TEL / FAX 0586-85-8521 / 0586-85-8523
営業時間 平日9:00~17:30 ※時間外対応可能(要予約)
最寄り駅 「名鉄一宮駅」下車徒歩3分、「尾張一宮駅」下車徒歩3分
駐車場 近隣にコインパーキングあり